「お風呂にいれてもいいのでしょうか?」と、常連さんからご質問をいただきました。精油がなかなか使いきれなくて、お風呂なら、使えるなー、と。たしかに。AEAJによると、「最大で5滴までいれてもOK」と言われています。
もくじ
アロマテラピーに使用できるのは
「精油/エッセンシャルオイル」だけです。ほかのものは、オススメしません。ほかのものといえば、「アロマオイル」などと表記されて販売されているものです。これは、注意書きをよく見ると「香りを楽しむためだけに使用してください」とか「芳香浴専用」などと、記載されています。お手持ちの「アロマオイル」がありましたら確認してみてください。
プラーナで買った精油は、だいじょうぶですよ〜。あ、1つ注意点が。精油は、アロマテラピーに使えるのですが、
- ブレンド精油は、芳香浴など香りを楽しむためだけ、に使用してください
ブレンド精油は、複数の精油が混ざり合っているものなので、うっかりトリートメントなどに使用すると、予期せぬアレルギー反応などが出る場合があります。各メーカーで、パッケージに注意書きが記載されておりますので、使用前には、トラブル防止のために、必ずご確認ください。
アロマテラピーってなんだっけ?というかたは、こちらの記事をご確認ください。
お風呂に精油は実際、どうなの?
と、すこし調べてみると、「お風呂に精油を入れる」のには、賛否両論あります。実際のところ、「お風呂に精油を入れて、トラブルがあった」という事例も報告されています。
じつは、わたしもトラブル経験者でして。どんなことが起こるのかと言うと、
- 肌に発疹がでる
- 肌が痒くなる
などが入浴中、または入浴直後に現れました。このような場合は、
- シャワーでよく洗い流す
- ボディソープや石鹸などで体をやさしく洗う
をしてください。これでおさまらなければ、なるべく早めに皮膚科などを受診してください。
このようなことが現れる理由としては
- アレルギー反応が現れた
- 柑橘系の精油は刺激が強く、合わない場合がある
- よくかき混ぜなかったので、水面に精油が浮いていた
- 疲れが溜まっていて抵抗力が落ちていた
などが考えられます。こういったことを予防するためには、エタノールや植物油で薄めたもの(希釈したもの)をお風呂に入れることをおすすめします。
他の注意事項としては
- 精油を入れたお湯で、顔を洗わない
- とくに、目、鼻、口、などの粘膜まわり
- お子さんと入浴する時は気を付ける
など注意してください。
ここで、プラーナからのご提案です。
お風呂で安全に、アロマテラピーをたのしむ(精油を楽しむ)には、「シャワーをする時にアロマを楽しむ」ことをおすすめします。
やり方は、以下の通りです。
- シャワー(お風呂)の前に精油を用意する
- 浴室の床に精油を2〜3滴落とす
- できれば、踏まないように、隅っこがおすすめ
- 普通にシャワーをする
これで、なぜ、シャワーをするときに、アロマが楽しめるのかというと、シャワーが浴室の床全体にかかりますので、その温熱と水流(ミスト)で、精油の香りが揮発して、浴室内の空間に広がるから、です。
精油は、文字通り「油」なのですが、ボディーソープやシャンプーなどが床に広がりますので、精油も一緒に流れ落ちやすくなりますから、床の傷みなども、比較的安心です。気になる方は、使用後によく洗い流してください。
これなら「精油が直接肌に触れることは、ほとんどない」ので、お肌のトラブルはだいぶ防げると思います。
注意事項としては、
- 踏まないように気を付ける
- 精油の量が多いと、揮発した時に、目にしみたりする
などが考えられます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?わたしは、
- 朝のシャワー用の精油(ハッカ、ペパーミント、ローズマリー、柑橘系、ユーカリ、などすっきりしたものがおすすめ)
- 夜のシャワー用の精油(ラベンダー、ゼラニウム、レモン、マジョラム、)
と、2種類を使い分けて、朝と夜のスイッチを切り替えるようにしています。
- 朝は「よーし、やるぞー」と、元気が出るもの
- 夜は「今日もがんばった〜、癒されたい〜、ぐっすり寝た〜い」
など、じぶんの好みの香りを探して、使い分けてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。