ハーバルカフェプラーナ店主の神馬(ジンバ)です。2011年4月からプラーナを開業して、ハーブとアロマの専門店をしています。日本メディカルハーブ協会認定のハーバルセラピストです。ハーブ専門家として活動や、セラピストとして「ライフスタイルデザイン」のアドバイスをしています。これまでのことは下記のページにまとめています。長いのでお時間のある時に、ご覧いただけたらうれしいです。
もくじ
本日の更新
こんにちは。最近、PLLの方の編集をしているので、雑談のようなものが増えてきました。事典の方、コツコツ更新していますので、ぜひご覧ください。
朝ドラ「エール」に登場する主人公の弟のセリフ
朝ドラを見ています。本日公開の26話で、主人公の弟さんが、こんなセリフを言っていました。
「努力って、もっと苦しいもんなんじゃねぇの?」
今回は、朝ドラの内容からは離れて、このセリフについて、ちょっと考えてみたいと思います。
努力は苦しいのか
さぁ、読者の皆さん。努力は、苦しいものなのでしょうか?ネットで意味を検索してみると
目標の実現のため、心身を労してつとめること
とあります。「苦しいこと」とは、書いていませんね。でも、ボクも弟さんとおなじで、「努力=苦しい」っていう、先入観やイメージがあります。なんでだろう。部活での経験かな?アニメ「巨人の星」のイメージかな。
努力の方向性
努力について、分けて考えてみましょう。二元的になりますが、
- 得意なことに対して、努力をする
- 不得意なことに対して、努力をする
ほかには、
- 好きなことに対して、努力をする
- 嫌いなことに対して、努力をする
あとは、
- やりたいことに対して、努力をする
- やりたくないことに対して、努力をする
などもあるかなーっと。
上記の3パターンは、どれも似たような方向性(ベクトル)かもしれませんね。で、そのベクトルで努力をした場合、
- 得意なこと、好きなこと、やりたいこと:楽しそうだし、やる気も出るし、それだけやりたい
- 不得意なこと、嫌いなこと、やりたくないこと:苦しそうだし、やりたくないし、やりたくない
という気持ちになるだろうし、客観的に見ても、そう映るのだと思います。
こう考えると
- 主人公は、やりたいことをやっている人生(だけど、努力をしている)
- 弟は、やりたくないことをやっている人生(だけど、努力をしている)
ということになります。・・・かね。どーでしょうか。
この違いは、「努力の目的」や「努力の動機」、「努力の環境」も関わってくるのではないでしょうか。
結局は、人それぞれなの?
こういう「目的/動機/環境」などの要素が入ってくると、いろいろな立場や条件も異なるので、いろんな視点を持てば持つほど、「何も言えなくなってくる」と思うのです。だから、あとは、もう、「人それぞれの問題」になるかと。
あとは、そこで関わっている人たちと、どういった関係性を築いていくのかとか、じぶんはどうしたいのか、ということになってきますよね。だから、周りが口を出せる問題ではなくて、当事者同士の問題になってくるのかなーと思いました。
エールをおくりたい
ボクの気持ちとしては、それぞれの人に、エールをおくりたい、と思いました。みんな、それぞれに、いろいろな問題を抱えながら生きている。みんな、それぞれに、がんばっている。努力している。ボクは、そこを信じたいし、リスペクトする気持ちをもって、接していきたい。
まずは、「リスペクト=敬意を払う」という気持ちが前提にあって、相手を尊重することから、ボクははじまると思っています。そこから関係性が生まれて、あとは、相性とか、好き嫌いの問題になってくるし、好きでも嫌いでも、関わらなきゃいけないことだってあります。だからこそ、相手を尊重する、ということになるし、できることと言ったら、それくらいしか、できないのではないでしょうか。ほかにもあるかなー?
逆に、「嫌いです」という手は、どうなのか?
先日、ある対談記事を読んでいたときのこと。
嫌いな人には、「あなたのことが嫌いです」と言ってしまった方が、楽なんじゃないですか?」
という方がおりました。・・・斬新。みんな、嫌われたくないから、ヤキモキ、しているのに。
一方で、ベストセラーの「嫌われる勇気」という本も売れているわけですから、そういったニーズはあるのかもしれない。
「嫌いなのに、好かれようとするから、ストレスになる」という気持ちも、わかります。この辺の感覚も、性格や、状況や、環境に、よるのかなー。
でも、限られた人生ですから、できるだけ、
- 嫌いな人とは関わりたくない
- 好きな人とだけ関わっていきたい
というのも、すごくわかります。
そもそも苦労したくない前提の中で、
- 好きな人のために苦労するならまだしも
- 嫌いな人のために苦労するなんて(時間を取られるなんて)
- 考えただけでも、ストレスです。
・・・そうはいっても、嫌いな人やイヤなことほど、気にしてしまったり、考えてしまうんですよねぇ。これは、ヒトとしての、動物としての、リスクヘッジなんだろうなぁ。考えても解決しないから、考えすぎるのは、やめたいですねぇ。
さいごに
いかがでしたでしょうか。今回は考えながら書いたので、プロセスも、結論も、オチも、こんな感じになりました。みなさんも、それぞれに、おたがいに、エールをおくりあいましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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