こんにちは!プラーナ です。
アロマの基礎は、ここでいったん終わりにして、次の、新しいコンテンツを追加しました。
これから少しずつ更新していきますので、ぜひご活用ください。
まずはこちらから。
精油のプロフィールをどうやってまとめていったらいいか、まだ固まっていないところがありますが、更新しながら、そして実際に使いながら、アップデートしていきたいと思います。
もくじ
手放しなさい、って言われるけど、できる?
ヨガに触れていると、「手放しなさい」とよく言われます。ボクは20代からヨガに触れ、スタジオに行ったり、専門書を読んだりしていましたが、教えのほとんどが理解できず、「まぁ、言っていることはわかるけど、できるの?意味あるの?」なんて、心の中で思っていました。
ところが、最近、ちょっとずつわかってきたような気がしています。
死体のポーズ、シャバーサナ、その意味
ヨガをすると、シャバーサナ、というアーサナが出てきます。和訳すると、死体のポーズ。なんだか不吉な感じがします。しかし、ヨガに触れていると、死体のポーズこそが大切だという人もいるし、死体のポーズのために、他のアーサナをしている、という人もいます(いたような気がします、どっかで読んだ気がする)。
シャバーサナは、「完全脱力を目指すポーズ」とどこかで読みました。
脱力する意味
世の中のメソッドを見ていると、ほとんどは「力を入れること」「力を手に入れること」「力の使い方のこと」が書かれているように思います。やっぱり、力はあったほうがいい、ということですね。それはそれで間違っていないと思います。
では、ここで禅問答のような話を。
「力が入っているかどうかは、なぜわかるのか?」
これ、説明できますか?
今、力が入っているかどうかを知るには、力が入っていないことを知らなければなりません。
シャバーサナをするときも、リラックする前には、緊張を作るために、力を入れて伸びをすることがあります。これは、緊張しないと、緩和できないからです。
ホールドを掴むには、どうしたらいいのか?
趣味のボルダリングを再開したのですが、ボルダリングは、壁についたホールドを使って、ゴールを目指すスポーツです。スタートは両手(マッチ)で。それから、地面に触れてはいけません。ホールドと壁(スメアリングなど)だけで、ゴールを目指します。
なので、スタートで両手で掴んだホールドは、手放さないと、次のホールドは掴めません。当たり前のようですが、これが真実です。
つまり、ボルダリングでは、常にホールドを手放さないと、次のホールドを掴むことはできないのです。
さらに、ホールドは手を握りますが、次のホールドを掴むには、いったん手を開いてから、そして、手を握ると同時に、ホールドを掴まないといけません。
つまり、掴むには、
- 手放す決心をして
- 硬く握った手を開いて
- ホールドを掴んで握る
というムーブ(動作)が必要です。
登っている間の意識
登っている間は、過去の掴んでいたホールドのことは、ほとんど意識していません。意識しているのは、
- いま、掴んでいるホールド
- つぎ、掴むホールド
ですね。これは、「今を生きる=マインドフルネス」と「少し先の未来を見ている」ことになります。それらを積み重ねていくと、最終的なゴールにたどり着くわけです。
もちろん、漠然とした意識では、ゴールをイメージしています。そして、課題に挑戦する前には、オブザベーション(以下、オブザベ)といって、全体像や自分のムーブ(プロセス)をある程度、想定していきます。が、オブザベ通りに登れることもあれば、ぜんぜん違うこともあります。
ボルダリングは人生だ
ボルダリングには、スタートとゴールがあり、過去と、現在と、未来があります。登る前には、全体像を見極めて、ある程度の想定をしながら、力加減や、ペース配分、核心部分、などを想定していきます。そして、実際に試してみて、掴んだり、手放したりしながら、ゴールを目指します。
ゴールに到達したら、次の課題にチャレンジします。この繰り返しが、ボルダリングです。
人生とは
人生にも、同じことが言えるでしょう。
スタートとゴールがあり、過去と、現在と、未来があります。登る前には、全体像を見極めて、ある程度の想定をしながら、力加減や、ペース配分、核心部分、などを想定していきます。そして、実際に試してみて、掴んだり、手放したりしながら、ゴールを目指します。
いま、しがみついているものは、手放さないと、次をつかめません。
さいごに
いかがでしたでしょうか?実際にボルダリングを経験している人は、すごく納得してくれるんじゃないかなーって思っています。もし体験したことがない方は、ぜひ、近くのジムに行って体験してきてください。みんなやさしいし、丁寧に教えてくれるので、だいじょうぶです!
そして、なかなか登れない(おとせない)課題をしているときには、「ガンバ!」と応援するマナーがあります。(いまは、コロナの影響で、控えめにするようになっているかと思いますが・・・)
やはり、応援してもらうと、登れることが多いんです。
人生でも、応援が、力になります。
今日も誰かに、エールを贈ろう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。