映画 「劇場」|AmazonPrime アマゾンプライム|又吉 直樹さん 原作|レビュー


今回は、映画「劇場」を観たので、感想を書こうと思います。

なんで観たのか

「なんで観たのか」だなんて、「知らねぇよ」と言われそうですが、いちおう書いておきましょう。笑

ボク、AmazonPrime の会員でして、けっこう、たのしませてもらっています。良い時代になりましたよね。で、自分の好みに合った作品を物色して、ウォッチリストに入れて、タイミングを見つけて観ています。

映画「劇場」は、気になっていたものの、「演劇の世界」はボクはまだ踏み入れていなくて。むしろ、ちょっとした「偏見」と「苦手意識」を持っています。ファンの方には申し訳ないのですが、なんかこう、文系のノリのようなものが、まだボクには浸透していないのです。

そんなボクがなんでこれを観たのかと言えば、取引先のお姉さんが「わたし、けっこう良かったわよー」とお話ししてくれたからでした。

これもきっとギフトなんだろうな〜と思って、さっそく観ることにしました。

公式サイトは、こちらから!

https://gekijyo-movie.com

画像は公式サイトのスクリーンショット

では、感想を

ひと言で言えば、「観てるの、つらかったなぁ〜」です。

ボクは主人公の「永田くん」にライド(気持ちを乗せること)しちゃったのですが、若かりし頃の自分を観ているようだったからです。

勘違い具合や、自己中心的な行動、相手を思いやる気持ちのなさ。

なんてひどいことをしてきたんだろうという、罪の意識にも似たような感覚。

もうしわけない。。。(誰に謝罪しているのか。笑)

永田は悪い男なのか

この映画は、2時間ちょっとの時間を使って、描かれています。ちょっと長めです。現実の時間としては、7年の月日が流れています。

この映画の2/3は、「永田はどうしようもないヒモ男」のような観点で描かれています。残りの1/3で、永田くん自身がそれに気づき、沙希ちゃんに謝罪のような告白をするのですが、沙希ちゃんは違う思いを抱えて過ごしていました。

「永田くんがいなかったら、もっと早く東京を離れていたと思う。ありがとう。」

泣ける。。。

この台詞でも、観点によっては、「沙希ちゃんはダメ男に引っかかる都合のいい女」として解釈されるかもしれません。・・・が、ボクは、ちょっと違うように思えました。

これは悲劇なのか?喜劇なのか?

この作品は、悲劇なのでしょうか?喜劇なのでしょうか?悲しみを共有し、繰り返さないことなのか。それとも、悲しみを乗り越えて明日への希望をもたらしてくれる作品なのでしょうか。

この作品に関して言えば、

「ただ、そうだった」

という、「写実的な青春群像劇」的な作品なのかなって。

明確な「こうだ!」というテーマがあるわけではなく、「ただ、こういうことがあった」というグレーな感じの、割り切れない感じの、エピソードのように感じました。

なので、「これはどうだったのか」と言われれば、「人それぞれなのかな」っていう作品のように思いました。

なぜ、こうなったのか?

この作品の結末。なぜ、こうなったのか?・・・そんな野暮なことを考えるな、と言われれば、そのとおりなのですが、ボクが口を挟んでも、永田くんと沙希ちゃんの人生には影響がないので、ちょっと考えてみましょうか。

沙希ちゃんは、次のようなことを言いました。

「永田くんは、ずっと変わらなかった」

「私が変わってしまったから、こうなった」

ほぅほぅ。

これは新しい観点です。いままでの演出はミスリードだったのか?と思わせる場面でした。

永田くんは、中二病をこじらせて、そのままの気持ちを持ち続けて7年間を過ごしました。

世間(友人の野原と青山)からは、「自分に才能がないことに気づけ」と言われるが、「(永田)そんなことは気づいている」と。知っているけど変われなかった自分がそこにいた。さらに「沙希ちゃんだけには、それを見せられなかった」というエゴが邪魔をしていた。周りからは、そのエゴが沙希ちゃんを壊した、と解釈されている。

  • 永田くん視点で言えば、大人になれなかった自分、がいる。
  • 沙希ちゃん視点で言えば、大人になってしまった自分、がいる。

このすれ違いが、お互いに必要だった。・・・のでしょうか。

  • 永田くんは、家事もせず、演劇のことやゲームなど、自分のしたいことだけをした。少年のまま。ピーターパン。
  • 沙希ちゃんは、学校を辞めてバイトを掛け持ちし、社会人になった。結婚や子供のことも考えて引っ越しも検討した。大人の階段を登った。

登場人物の名前

これを書きながら気づいたのですが、登場人物の名前にも、それらの役割が込められているように思いました。

  • 永田くん:自分の田んぼを永く耕していた
  • 沙希ちゃん:ちいさな希望
  • 野原:永田くんの原風景。季節によって変わる?
  • 青山:青い山。田んぼを俯瞰してみる存在。社会の目?

さいごに

いかがでしたでしょうか?今回は、アマゾンプライムで公開されている映画「劇場」を観て、レビューを書きました。青春だなーとか、子供と大人の間だなー、とか、思いました。総評としては、「すっきりしねぇな」っていう感じですが、なんかこう、心に引っかかるものがありました。

終盤の「とある仕掛け」は、衝撃というほどではないけれど、「そうきたか」という感じでした。ボクは映画から見ているけれど、小説だったら、あの場面をどうやって表現しているのかなーと、興味が湧きました。映像化ありきの小説だったのかなーとも思いました。

そういえば、原作の又吉直樹さんは、同い年で、星座も同じでした。松坂世代、がんばってるなー。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<自己紹介>
ハーバルカフェプラーナ店主の神馬(ジンバ)です。2011年4月からプラーナを開業して、ハーブとアロマの専門店をしています。日本メディカルハーブ協会認定のハーバルセラピストです。ハーブ専門家として活動や、セラピストとして「ライフスタイルデザイン」のアドバイスをしています。お仕事のご依頼、お待ちしております。

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