お粥で食養生|梅雨バテ、夏バテ、胃腸のケア


今回は、食養生のお話を書き出したいと思います。夏バテにはスタミナ料理!というイメージがありますが、食養生の世界では、「消化の良いものをよく噛んで食べましょう」ということがよく言われています。これについてプラーナなりに語ってみたいと思います。

どうして夏バテするのか

プラーナ調べになりますが、どうやら「自律神経が体温調節に必死な状態が長く続くこと」から発生する倦怠感のようです。日本には四季がありますから、外部環境は1年の間に大きく変わり、移ろっていきます。日本人はそんな環境の中で生活してきましたから、そういった「風土」に合わせた暮らしが、昔から知恵を絞って考えられてきました。

いろいろ調べると、大抵の不調は「西洋化」が要因として挙げられているように思います。「ライフスタイルの近代化」で、便利なこともありますが、弊害(副作用、副産物)もあるということですね。

また、(原因はともかくとして)地球温暖化という環境の変化により、気候も変わってきました。

昔ながらの生活や知恵も役立つこともありますが、最新の知識や状況、条件、環境にあわせて、最善の手を尽くすのが、いまの時代にあっているように思います。

自然治癒力

人間には自然治癒力が備わっています。だから、病気にもなるけれど、元気にもなります。この自然治癒力とは、大枠として「自律神経系」「免疫系」「分泌系」の3つのシステムにより、成立していると考えられます。

夏バテによって、自律神経が疲れ切ってしまう(乱れる、といわれるのはこのことですね)ので、免疫系や分泌系も影響を受けてしまいます。すると、それぞれの体質(遺伝など)や性格(育った環境など)によって、あらかじめ持っている「ウィークポイント(弱点)」から症状が現れるようです。

気血水で考える

東洋医学では、人間の健康システムを「気血水」という概念を持ち出して考えてきました。それぞれの解釈はちょっとむずかしいですが、調べてみてくださいね。

東洋医学では、気血水の元となるのは「食べ物である」と考えています。この考え方から、消化器をとても大切に考えています。

ここでおもしろいのは、「不老長寿の食べ物はあるのか」という「外部のモノ」に頼る(または補う)ことに傾倒するのかと思いきや、「消化器が大切だ」という考え方を尊重しているところです。

結局、体に良いモノを食べたとしても、それが、消化吸収(血となり、肉となり、骨となる)ができなければ意味がない、と考えたのですね。

極端に言えば、虚弱体質だからといって「うなぎ(スタミナ料理)」を食べても、そのまま下痢をしてしまったら、通過して終わりです。

胃腸を整えよう

そうなると胃腸を整えたくなるのですが、近年では、次のようなことがわかっているようです。

  • 乳酸菌、発酵食品を取る
  • 食物繊維を取る

この2つのことに注目が集まっているようです。

乳酸菌、発酵食品を取る

これについては、

  • プロバイオティクス
  • プレバイオティクス

という考え方になります。

食物繊維を取る

これについては、

  • 水溶性食物繊維
  • 不溶性食物繊維

という考え方になります。

消化に良いものを食べよう

そういう意味から考えると、夏バテして弱っている人は、消化の良いものを食べて、体力を温存する、というのが、夏バテの解消法なのかと思いました。

しかし、胃腸を整えるには「食物繊維」が必要といわれています。食物繊維は「消化できないもの」ですから、胃腸の負担になると考えられます。

消化に良いものを食べたいけれど、胃腸を整えるには食物繊維が必要。

こういうジレンマにたどり着きます。

ここで見誤らないようにしたいのは、「食事は、生きるためのエネルギーを補給している」わけです。ですから、まずはしっかり体力をつけて、体力を取り戻すことを考えて、それから胃腸を整えていく、というアプローチが賢明なのではないかと思います。

食事は生きる楽しみでもある

一方で、食事は楽しみでもあります。ですから、修行僧のように3食を精進料理みたいにする必要はないのではないかと思います。好きな人はそれでいいと思います。

ここでプラーナの提案ですが、3食を分けて、考えてみましょう。例えば、朝と晩は消化の良いもの、野菜中心などにして、昼は好きなものを食べる、などはいかがでしょうか?

あとは、ご自身の体調や仕事、ライフスタイルに合わせて、3日でバランスを取る、など調整されてみてはいかがでしょうか。

お粥を食べてみました

ボクは、朝と晩にお粥を食べてみました。毎日ではありませんよ!つい最近の話です。朝はかるく食べて、お昼はわりと食べたいと思うものを食べて、夜は早い時間に野菜中心の食事と果物、そしてハーブティーを飲んでいます。

お粥は体の内側から温まりますし、消化にも良いので、効率よくエネルギー補給できているのではないかと思います。ただし、水分もいっしょに摂取してしまうので、お粥の硬さ?にも気をつけてください。夏野菜は「利水作用」がありますから、じょうずに取り入れたいですね。

お粥も、昆布の佃煮、梅干し、紫蘇、ミョウガ、などの薬味などとも相性が良いですから。これらも食養生にオススメと言われています。

さいごに

いかがでしたでしょうか?今回は、梅雨バテ、夏バテについて、食養生というアプローチから語ってみました。

この世は不条理で、クソみたいな世の中で、生き地獄だ、と考えることもできます。こんな世の中を生き抜くには「元気」が「最低限必要」なのではないかと思います。まずは体の調子を整えて、それから心も整えていけば、この世の希望も見つけられて、生きていけるのではないかと思います。

そうそう。

話は変わりますが、TBSドラマの「アンナチュラル」を全話見ました。アマプラさん、ありがとうございます!2018年の作品ですが、第1話は、今見るとゾッとするようなシンクロニシティを感じます。

この「アンナチュラル」についても、近いうちに語りたいと思います。ご覧になっていない人は、ぜひ!取り扱っているテーマはヘビー級なので、苦手な方は気をつけて!

写真は海外のお粥です。フルーツもナッツも「イン」しちゃうんですねー。びっくり。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご来店時のエール、このブログへのコメントもお待ちしております!


<自己紹介>
ハーバルカフェプラーナ店主の神馬(ジンバ)です。2011年4月からプラーナを開業して、ハーブとアロマの専門店をしています。日本メディカルハーブ協会認定のハーバルセラピストです。ハーブ専門家として活動や、セラピストとして「ライフスタイルデザイン」のアドバイスをしています。お仕事のご依頼、お待ちしております。

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プラーナの目的は「ハーブやアロマを活用して疲れを癒すライフスタイル」を普及すること


2件のコメント

  1. お粥って苦手だったんですが、好物の紫蘇とミョウガを入れてみたら美味しく頂けました!

    8/3に初めてお店にお邪魔しました、居るだけで楽しくて久しぶりに気分が良くて…素敵な時間を過ごせました
    きっとまた時間を見つけて伺います、今度はゆっくり、ハーブティーをご馳走になりに。

    1. コメントありがとうございます!

      ボクもお粥はあまり得意ではなかった
      (必要に迫られないと食べない)のですが
      市販の出汁(鶏がらスープとかしじみ出汁とか)を少し加えると
      とてもおいしく食べられることを知りました。

      以前は、「出汁からちゃんと取らないと」と思っていたのですが
      便利なものは自分に合わせて上手に使うべきだなーと思うようになりました。

      中華粥って食べたことないけれど
      こんな感じなのかなーって、ふと思いました。
      こうなるともはや「ごちそう」の領域ですね。

      薬味はおいしいですよね〜。

      ご来店もコメントも、またよろしくおねがいします!

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