『モモ』 2020年8月|NHK|100分 de 名著|感想|豊かな時間とは


こんにちは!ひさしぶりにPLLを更新しました。

もうちょっとこまめに、毎日、少しずつ更新していきたい気持ちはあるのですが、モチベーションを維持するのがなかなかむずかしいですね〜。

コツコツ、地道に、自分の仕事をしっかりできる人は、すごい才能だな〜と思います。

・・・それはさておき。今回は、ローズマリー精油の紹介です。

ローズマリー|ユーカリに似たさわやかな香り

モモ

今回は、「時間」について、書き出していきたいと思います。今月の100分de名著は、ミヒャエル・エンデさんの「モモ」です。

詳細は、公式ページでご確認ください

https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/100_momo/index.html

現時点

ボクは、モモというのは知っていたけれど、読んだことはありませんでした。ところが、ここのところ、 ”キレッキレ” の「100分 de 名著」で取り上げられるということで、実際の書籍も購入し、番組もオンエアーを追ってみています。これを書いている時点で第2回目です。

率直な感想

ボクの好きな作品の原典なのかもしれないぞ?と思いました。

たとえば、荒木飛呂彦さんの『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」では、「亀」が登場します。モモでも亀が登場します。これは、ジョジョがモモをオマージュしているということになるのでしょう。ジョジョを読んでいた頃はモモを知らなかったので、今気づいて驚きました。

あと、世界観としては、村上春樹さんの作風に似ていると思いました。エンデさんの方が先でしょうから、村上春樹さんがモモの構造をなぞっているのかもしれないなって思いました。「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」のような印象を受けています。

このように、ボクの気づきは、時代の「時間軸の流れ」とは違いましたが、「なるほどな〜」と気付けるレベルになってきました。歳を重ねるのも悪いもんじゃありませんね。笑

時間泥棒という概念

さて。作中では、人々から時間が盗まれてしまいます。時間なんて盗むことはできません。では、どういう意味なのでしょうか。100分 de 名著から引用してみましょう。

第2回 時間を奪う「灰色の男たち」

灰色の男たちの出現によって街の様相は一変する。彼らの巧妙な詐術によって人々は自分が過ごしていた豊かな時間を無駄なものだと思い込み、「時間貯蓄銀行」に預け始めるのだ。その結果、豊かな時間を失った人々の心はますます荒み、子どもたちは自由な時間を奪われ管理されていった。「灰色の男たち」は効率主義的、物質主義的な世界観を象徴したものだともいわれる。それは私たちの外側にいる敵ではなく、自分自身の心の中の働きなのだ。第二回は、「灰色の男たち」が奪っていった「時間」を見つめることで、私たちにとって「真に豊かな時間とは何か?」を考える。

名著100「モモ」:100分 de 名著より抜粋

これをプラーナなりに読み解いてみましょう。

たとえば、川へ洗濯に行っていた時代は、洗濯という作業に3時間かかっていたとします。ところが洗濯機の登場で、1時間で終わるようになりました。すると、「3時間」−「1時間」で「2時間」の時間を節約をすることができました。この時間を「時間貯蓄銀行」に預けることができるのです。ところが、預けた時間は、本人が引き出すことはできません。灰色の男たちに搾取されてしまうのです。

あれ?と思いませんか?

2時間空いたんだから、その時間は自分の時間だと思いませんか?

ところがです。その空いた時間には、別の仕事(やらなければならないこと)をしてしまうのです。空いた時間に「やりたかったこと」をするのではなく、別の「やらなければならないこと(いわば仕事でしょうか)」をしてしまうんです。

どうでしょうか。伝わっているでしょうか。

つまり、「本来は洗濯に3時間使うはずで確保していた時間」なのだから、1時間で洗濯が終わったならば、2時間は、「フリータイム」のはずです。なので、読書をしたり、昼寝したり、ドラマを見たっていいはずなのです。

ところが。

灰色の男たちが、心の中でささやくのです。

  • 無駄な時間を過ごしていないか?
  • やらなければならないことはまだまだあるはずだぞ?
  • 空き時間も働いた方が、お金を稼げるんじゃないか?

こんな囁きに似た先入観やプレッシャーによって「(間違った意味で)生産性を高めよう!」と考えて行動してしまうようになるのです。これ、現代の我々にも響くものがありませんか?

テクノロジーは人を豊かにするために作られたもの

洗濯機という一例を出しましたが、文明の利器、いわゆる「テクノロジー」は、人が行う苦労や投資していた時間を代行することで、人間に豊かさを提供するものでした。

それを象徴するのが、家電の「三種の神器」です。

  • 白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫(1950年代後半、元祖・三種の神器)
  • カラーテレビ ・クーラー ・自動車(1960年代半ばのいざなぎ景気時代、新・三種の神器)
  • デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄型テレビ(2000年代、デジタル三種の神器)

・・・あれ?スマホがない。

まぁ、いいか。調べてみたら違う結果になったけど、続けます。笑

  • スマホ
  • 電子レンジ
  • wi-fi

これらのおかげで、時間という概念がだいぶ変わりましたが、100年前の人たちに比べて、便利にはなったけれど、豊かにはなったのでしょうか?

豊かな時間とは

こうなると、

  • 豊かさってなんだろう
  • 時間ってなんだろう

という境地にたどり着くと思うのです。

さいごに

いかがでしたでしょうか?今回は、100分 de 名著で取り上げている、ミヒャエル・エンデ の「モモ」について思ったことを書き出してみました。

番組もまだ第2話ということで、結末は分かりません。見終わった頃には、「豊かな時間ってなんだろう」の答えのようなものが得られるのかなーと思うと、ワクワクしますね。

8月末頃に、この続きを描けたらいいなーと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<自己紹介>
ハーバルカフェプラーナ店主の神馬(ジンバ)です。2011年4月からプラーナを開業して、ハーブとアロマの専門店をしています。日本メディカルハーブ協会認定のハーバルセラピストです。ハーブ専門家として活動や、セラピストとして「ライフスタイルデザイン」のアドバイスをしています。お仕事のご依頼、お待ちしております。

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