ハーバルカフェプラーナの看板メニューは、ひとり一人の体調や気分に合わせて調合する「あなたのブレンドハーブティー」です。2011年の創業以来、ずっと続けてまいりました。
2021年10月に店舗営業を終了してから、「もっとハーブティーの魅力を伝えるにはどうしたらいいのか」と考えていたところ、原点に戻って1つ1つを紹介していこうと思うに至りました。
今回ご紹介するのは「たまった疲れに」です。
プラーナでは数年前から「疲れをためない暮らし」というのをご提案させていただいておりました。それはなぜかというと、疲れていると何一ついいことがないからです。デメリットだらけなんです。身体的にも、精神的にも、環境的にも。
例を挙げればきりがありませんが、思いつくことを書き出してみますね。
- イライラしがち
- 食事が乱れやすくなる
- マイナス思考になりがち
- 気力が湧いてこなくなる
- 美容に影響が出てくる
- 表情が曇ってくる
- お腹の調子が良くない
など、書き出しているだけで、具合が悪くなってきそうです。
「疲れ」がたまってくると「疲弊(ひへい)」という状態になります。
疲れとは、疲れること。くたびれること。疲労。「昨日の疲れがどっと出る」
Weblio デジタル大辞泉
疲弊とは、つかれて弱る、経済的に窮乏するさまのことである。疲弊の「疲」には、くたびれて力が弱る、つかれる、(経済的に)財力が尽きて苦しむという意味がある。「弊」には、古くなってきれる、ぼろぼろになる、やぶれるという意味がある。どちらも「つかれる」ことを意味する漢字であり、似た単語を重ねることで、語気を強めている。
Weblio 実用日本語表現辞典
「疲弊」が続くと、疲れに慣れてきてしまいます。いわゆる「疲労慣れ」という状態です。疲れている状態がデフォルト(=当たり前)になってしまうため、疲れていること自体に気づけなくなってしまいます。
話は変わって、ボク自身の話になりますが、店を閉めてからいままでと違ったライフスタイルをしていると気づいたことがあります。それは
「ボクって疲れていたんだなぁ」
ということでした。
ボクがお店をやっているとき、疲労慣れ状態だったんだと思います。
ボクだけではなく、みなさんの中にも、もしくはご家族や周りのご友人にも疲労慣れしている方がおられるのではないでしょうか。
今回はそんな疲労慣れしていそうな方に向けたブレンドをご用意させていただきました。
- リンデン
- ジンジャー
- レモンバーム
- マルベリー
ハーブ調のテイストをご希望されておりましたので、レモンバームやマルベリーでハーブ感を演出させていただきました。それほどクセがなく飲みやすい範囲なのでグリーン調と言い換えても良いと思います。
ご依頼主の方はここ数年がんばっているような状態に見受けられましたので、今回のオーダーで「とにかくゆっくりと、癒しの時間を過ごしていただきたいなぁ」と思ったんですね。そんな気持ちを込めてハーブ全体のバランスを整えていきました。
先日立春を迎えましたが、まだまだ寒さが厳しい季節です。急にリラックスしてしまうと緊張の糸が切れて「だる〜〜〜〜〜〜〜ん」となってしまうのも、日常生活に支障が出てしまうと思ったので、そこにジンジャーを加えさせていただきました。
ジンジャーは乾燥生姜で、東洋医学や漢方では乾姜(かんきょう)という生薬としてよく用いられています。血行を促進したり、体の芯から温めてくれたりすると言われています。妊娠中は禁忌または控えるような注意書きが添えられております。
思った以上にピリリと辛味を感じると思いますので、辛すぎる場合は薄めるか、抽出時間を短くして調整なさってください。
というわけで、今回はプラーナの看板商品「あなたのブレンドハーブティー」のご紹介をさせていただきました。
ご注文はオンラインストアからよろしくお願いいたします。
LINEからも承りますので気軽にメッセージしていただけましたら幸いでございます。
この投稿はシリーズ化していきたいなと思いまして、カテゴリを設定させていただきました。不定期な更新になりますがお楽しみいただけたらと思います。
Caution このブログに適切な医療行為を妨げる目的はございません。 私自身も病院での治療を優先いたします。 具合の悪い方は病院で治療を受けてください。 ハーブやアロマで治療をすることはできません。 趣味や健康法の1つとしてお楽しみくださいませ。