あなたのブレンドハーブティー #3:人生にスパイスを

ハーバルカフェプラーナの看板メニューは、ひとり一人の体調や気分に合わせて調合する「あなたのブレンドハーブティー」です。2011年の創業以来、ずっと続けてまいりました。

2021年10月に店舗営業を終了してから、「もっとハーブティーの魅力を伝えるにはどうしたらいいのか」と考えていたところ、原点に戻って1つ1つを紹介していこうと思うに至りました。

今回ご紹介するのは「人生にスパイスを」です。

スパイスとハーブって違うものじゃないの?と思われるかもしれません。

・スパイス:香辛料

・ハーブ:香草、薬草

と邦訳されます。こうやって並べてみるとスパイスとハーブに大きな違いはなさそうです。ハーブとスパイスの共通点は

  • 植物であること(動物ではない)
  • 香りがする
  • 色がある

などが挙げられるでしょうか。

違いを考えてみると、スパイスは主に調味料として使われます。さらに香りや刺激が特に強いものがスパイスの代表として挙げられますね。一方、ハーブは調味料に限らず、お茶や健康管理といった手当、園芸、など、スパイスよりも広い分野で使われていると思います。

今回はスパイスを取り入れたブレンドをご用意させていただきました。

  • カモマイルジャーマン
  • シナモンカシア
  • ジンジャー

ご依頼主様からは「以前カフェで飲んだハーブティーがとてもおいしくてすっかりはまってしまった」とのことでした。そこで同じブレンドを作ってもらいたいということでした。

似たようなハーブティーを探して飲んでみるものの、どうしてもあのときのおいしさを感じられなかった、というお話もしていただきました。

実はこのブレンド、数年前にノベルティーのご依頼をいただいたときに考えたブレンドでした。普段のプラーナのブレンドは、飲みやすさやバランスなどの調和を考えて、多くの方々に愛されるようなイメージでレシピを考えています。

しかしノベルティーではクライアントのこだわりやイメージ、伝えたいものがしっかりしているので、その思いや気持ちを表現するために、突き抜けたレシピをご提案させていただくこともあります。

そのため好みがはっきりと別れてしまうのですが、ハマってしまうとクセになります。

このレシピで使われているジンジャーついて解説させていただきます。

ジンジャーは乾燥の生姜で「乾姜(かんきょう)」と呼ばれています。漢方薬の分野ではジンジャーにも2種類あって「生姜(しょうきょう)」と「乾姜(かんきょう)」です。

このジンジャーは辛味が鋭くて、まさに「スパイシー」な味わいを感じられます。最近のジンジャーはカットが細かくなってきておりまして、少しの量でもけっこう辛いです。

辛すぎる場合は、薄めるか、抽出時間を短くしてください。辛味が足りない場合は、濃くするか、10分ほど抽出するとよいです。

ブレンド全体としては「チャイ」のような、スパイスティーの味わいが感じられます。ミルクティーにしたり、砂糖を入れたり、蜂蜜を入れたりして、アレンジしてもおいしく召し上がることができます。

スパイスは消化器系の調子を整えるのに、世界中の自然療法の分野で用いられています。東洋医学、漢方をはじめ、アーユルヴェーダや古代ギリシアなど、古くから役立てられてきました。

今回は「人生にスパイスを」ということですが、忙しい毎日を過ごしていると、当たり前の幸せに気づけなくなってしまったり、心が落ち込んでしまうこともありますよね。そんなときにピリリと辛いスパイシーなハーブティーはおいしく感じると思います。

というわけで、今回はプラーナの看板商品「あなたのブレンドハーブティー」のご紹介をさせていただきました。

ご注文はオンラインストアからよろしくお願いいたします。

ノベルティ製作も承っております。

LINEからも承りますので気軽にメッセージしていただけましたら幸いでございます。

この投稿はシリーズ化していきたいなと思いまして、カテゴリを設定させていただきました。不定期な更新になりますがお楽しみいただけたらと思います。

Caution

このブログに適切な医療行為を妨げる目的はございません。

私自身も病院での治療を優先いたします。

具合の悪い方は病院で治療を受けてください。

ハーブやアロマで治療をすることはできません。

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