このタイトルはリタでのメディカルハーブ調合会につけていただいたフレーズです。おそらく「梅はその日の難逃れ」を遊び心を持って、もじっていただいたのかなぁなんて思ったりしています。いいフレーズだなぁと思っていたこともございまして、意識的に朝茶を飲むようになりました。
朝茶を飲み始めてから、体のエンジンがかかるような、スイッチがはいるような感覚に気づきました。30代の頃はそういった感覚を感じ取ることはできなかったのですが、40代になって肉体もやや衰えてきたから感じることができるようになったのかもしれません。
このように普段の暮らし、習慣、ライフスタイルが、身体や心をサポートしてくれることってあるんだなということに気づき、考えるようになりました。
- 身体がなかなか温まらない
- 胃腸の動きが鈍い感じがする
- 傷の治りが遅い気がする
こういった些細なこと、ちょっとした老化や衰えを感じたときに、人間の機能をサポートしてくれるようなおまじないのようなものを取り入れると、生活がグッと楽になるような気がします。
若さに溢れていたり、強さしか知らない人には、わからない感覚なんだろうなと思います。中年の気づき、とでも言うのでしょうか。
40代のボクがこんなことを言っていると、諸先輩方に「まだ若いのになにいっているの!?」とつっこまれそうですね。
人間80年、健康に生きられるとしたら、ボクはちょうど折り返し地点にいるわけです。登山で例えるならば、これから下山していくというフェーズに入っていることになります。

写真はレモングラスです。胃腸の動きが鈍いとき、胸焼けが残っているとき、二日酔いなどにも良いでしょう。
朝茶におすすめのハーブティーは、さっぱりと、すっきりと、さわやかなタイプのハーブを選ぶと良いです。
たとえば
- ペパーミント(スースーします)
- スペアミント(スースーしないけどさわやか)
- エキナセア(ややスパイシーな雰囲気)
- ローズマリー(シャキッとする感じ)
- セントジョンズワート(番茶風味。医薬品との相性あり)
などが朝に向いていると思います。シングル(単品)でもよいですし、ブレンドしてもおいしく召し上がれます。
そういえば、先日ある方からこんなお話を聞きました。
「10分でも、40分でもいいから、朝に落ち着いた時間を持てると、その日1日を気持ちよく過ごせるものですよね」

たしかに。8時間睡眠だとしたら1日の活動時間は16時間ほど。そのうちの朝の10分〜40分は穏やかな時間を過ごしてみる。
お茶でもいいだろうし、ラジオ体操やストレッチでもいいだろうし、読書や勉強でもいいかもしれません。昨日までの毎日を、そして今日1日の暮らしに感謝をする時間を朝に持つということは、とても大切なことなのかなぁと考えさせられました。
心や身体に向き合える時間を、どこか神聖な聖なる時間を持つことっていいのかもしれないなーって。
ボクはキャンドルを灯したり、お香を焚いたりすることもありますよ。
というわけで、今回は「朝茶はその日の難逃れ」というテーマでお話を書かせていただきました。あなたのブレンドハーブティーでは朝用のブレンドなどもお作りさせていただきますので、これを機会にぜひお試しくださいませ。
シングルハーブだと、ハーブそのものの香りや味わいをお楽しみいただけます。さきほどご紹介したハーブをお試しされたい方はこちらからどうぞ。
どんなハーブがいいかな〜と相談してみたい方は、LINE からお問い合わせいただけましたら幸いでございます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。