プラーナについて


 

はじめに

この「プラーナのこと」は、1万2千文字くらいの内容があります。今回、プラーナのウェブサイトのリニューアルを機に、このような長文を書かせていただきました。書き始めた当初は、もっとさらっと、簡潔に書くつもりだったのですが、書いているうちに、気持ちがたかぶってきまして、このようなカタチとなりました。

プラーナをご利用いただく上で、「知ってもらえたらうれしいなぁ」という気持ちで書いています。ぜんぶ読むのはたいへんだとおもうのですが、お時間のあるときにでも少しずつ読み進めていただけたらうれしいです。

経営理念

2011年4月11日にプラーナを始めてから、健康や美容について考え続けてきたのですが、2020年に辿り着いた1つの考え方として「疲れているといいことはない」ということに、改めて、そしてとても強く、気づいたことにあります。それらを癒すには「ハーブやアロマはとても役に立つ」ということ。そして、疲れを癒し、疲れを残さないためには「ライフスタイル(日々の暮らし方)」が大切であると言うことにほかならないと考えたからです。

そして誤解を恐れずに明記いたしますが、プラーナでは「ハーブやアロマでは治療はできない」と考えています。病気になったら、病院に行って、医療従事者による治療を受けてください。では、プラーナの役割は何かというと、「生活習慣の改善」「健康増進」「病気の予防」「再発防止」「リハビリ」などのサポートをしたいと考えています。

 


経営指針

お客様に寄り添うこと

プラーナでは一人ひとり、順番に、なるべく丁寧に対応したいという気持ちを持って運営しています。

ヒトは、それぞれに、個性があり、性格も、体質も、生活環境も異なります。ハーブやアロマは「効果/効能」という機能ももっていますが、「好き/嫌い」といった「感性を優先すること」が大切だと、プラーナは考えています。

感性とは、印象を受け入れる能力。感受性。また、感覚に伴う感情・衝動や欲望。

感性は一人ひとり違うし、さらにそのときの機嫌や、気温や、気分、天気などで、常に変わり続けています。なので、できるだけそのときのベストな選択ができるようなサポートを心がけています。


一例として、安眠を促すアロマの代表として「ラベンダー」があります。ラベンダーには「リラックス効果がある」とされているのが理由ですが、この香りが苦手な方にとっては安眠を促すことはむずかしいと思っているからです。


そういった意味でも一人ひとりの好みや状態にあわせた提案するために、一人ひとりのお客様に寄り添うことで、目的にアプローチします。

社会貢献

一人ひとりが「疲れを癒すライフスタイル」を取り入れると、怪我や病気は減り、気持ちも穏やかになります。

近年の社会問題としては、


・貧困
・少子高齢化
・人口減少社会
・年金制度の崩壊
・ハラスメント
・自殺
・老老介護・認認介護
・LGBT

など多岐にわたった事柄が挙げられています(Google検索にて”社会問題”と検索した結果から引用しました)。これらの問題に対して、「健康であること」というのは必要十分条件であると考えています。そしてその「健康」を育むためには「疲れを癒すライフスタイル」が役に立つと考えています。こういった観点からもプラーナの経営理念を達成することは社会貢献につながると考えています。

事業発展

事業とは

生産・営利を目的として経営する仕事

です。プラーナは「ハーブやアロマを活用した疲れを癒すライフスタイルの普及」を行う事業です。プラーナという事業を経営するには、営利(お金)が必要で、そのお金は「事業を発展するため」に使われますし、生産によって商品やサービス(接客、専門知識、オンラインストアのメンテナンス、SNSによるPR、他)が生まれます。このようにして、プラーナとは「生産」→「営利」→「事業発展」というサイクルを行うカタチ(構造)になっています。

ここでいう事業発展というのは、大きく分けると2つあります。1つは「プラーナを大きくしていくこと(=お客様の利便性を高めたい)」。2つめは「プラーナの質を向上し、末永くプラーナを存続させること(=いつまでもみなさんのそばに寄り添っていたい)」と考えています。

そういうわけで、みなさまのお買い物やご利用がプラーナの事業発展への温かいご支援となり、プラーナの営利(=お金、売り上げ)は事業発展に役立てられています。

がんばりすぎないこと

これはわたしの実体験から学び考えたことなのですが、(イヤイヤがんばるのは極力避けたいところですが)夢中になってがんばるのも、ついつい「がんばりがすぎて」しまって、疲れが残り、疲弊(疲れて弱る)してしまいます。わたしのばあいは仕事や趣味がそれにあたりますが、家事や育児、介護、なども、毎日のことですから、がんばりがすぎてしまうと、やっぱり疲弊して、いいことはありません。一時的にがんばるのは(良くも悪くも)しょうがないと思いますが、それが続き、日常的になることを「がんばりがすぎる(=がんばりすぎる)」と考えています。

プラーナにおいても、がんばりすぎないようにすることで、柔軟に物事を捉えたり考えたりできるようになり、よりよい生産(商品やサービス)につなげていこうと考えています。

そのためには、プラーナだけの努力では、とても実現することができない、ということに気がついたのです。そこで、みなさん(お客様、そしていっしょにお仕事をしてくださるビジネスパートナー)との信頼関係を築き、おなじ目的に向かって協力し、関係性を深めることで、はじめて実現できることなんだということに気づかされました。

そういったことから、お互いを尊重し、失礼がないように努め、心地よい時間を過ごせるように、がんばりすぎないことを大切に考えています。

 


プラーナ誕生までの道のり

30歳でじぶんの店を持つという夢

店主のわたしは、大学生の頃に「30歳でじぶんの店を持ちたいなぁ」というぼんやりとした夢をもっていました。そうはいってもなにをしたらいいのかもわからず、社会経験を積むことと自分の可能性を試したいという思いから、関西の電気機器メーカーへエンジニアとして就職しました。

関西での暮らしは今まで経験したことのなかったことばかりで、大阪、京都、神戸、などの陽気で明るい性格、歴史のある街並みや気質、異文化を取り入れたオリエンタルな雰囲気など、どれをとっても魅力的でした。

社会人生活とハーブ

社会人としての素養を身につけていく中で、尊敬できる上司、先輩、同僚と出会い、いまでもそのときのことを思い出して励みになっています。わたしはエンジニアのなかでも「開発部門」の配属となり、製品が世の中に出るための一連の流れを学ぶことができました。

企画→仕様→設計→試作→評価→(仕様を満たすまで試作と評価を繰り返す)→品質→検査→量産→不良品対応

というのが開発の役目です。それぞれの工程に専門の部署がありますが、開発は「製品の責任者」として全てを把握しておかなければなりません。

数百万円の予算がかかる発注ボタンを何度も押し、百戦錬磨の上司や部長や社長のハンコをスムーズにもらうためにたくさんの説明や根回しを行い、海外工場とのやりとりは片言のテクニカルターム(技術用語の英語)でなんとか意思疎通をとり、一度も行ったことのない場所へ絶対にミスをしてはならない出張を朝出社したらすぐに行って来いと命じられたり、誰も行きたくない「お怒りの取引先」へクレーム対応の出張を命じられたり、(守秘義務もあるので詳しく言えませんし、割愛します。笑)などなど、いろいろと苦労もありましたが、幸運にも、可愛がってくれた上司や面倒見の良い先輩たち、関連部署の方々にご指導いただいたおかげで、なんとか一人前のエンジニアとして仕事をさせてもらえるようになりました。

そういうわけで仕事はハードワークが続くこともあるわけですが、当時は若かったことと、疲労やストレスの対処法も特別にしていなかったので、ときどき体や心に不調が現れるようになり、じぶんなりにいろいろな健康法をとりいれるようになりました。

玄米菜食、ヨガ、サプリメント、鍼灸、整体、など、健康に良さそうなことをいろいろと取り入れていましたが、その一連の流れで「メディカルハーブ」に出会い、独学で検定を受験し、無事に合格することができました。

実際に自分でハーブティーのある生活をしていると、心と体がすこし楽になったような感じを覚えました。とくにわたしのばあいは、ペパーミントティーを水筒に入れて会社へ持参していたのですが、会議や打ち合わせの前後に、水筒を開けて、立ちのぼるその湯気と香りに癒しを感じたものでした。

そして土日の休みを利用して、講座を受講して、受験に必要な単位を取得し勉強に励みました。それだけでは足りず、電車通勤の時間や会社の休憩時間も勉強をしながら資格試験を受験し、日本メディカルハーブ協会認定の「ハーバルセラピスト」という資格を取得しました。

ハーバルセラピスト

ハーバルセラピストという資格は

「科学的、体系的な知識に基づいて30種類のメディカルハーブと12種類の精油の有用性を深く理解し、季節や体調の変化に応じた健やかでホリスティックなライフスタイルを提案できる専門家」(日本メディカルハーブ協会HPより引用

という意味を持っています。ハーブやアロマのことだけではなく、地球環境のこと、これからの未来のこと、自分自身がどのように生きていくのか、ということも学ぶことができました。

特に社会人生活をしていた頃には考えもしなかった「年金に関すること」「健康保険に関すること」「少子高齢化に関すること」などのテーマについては深く考えさせられました。さらには「モノ・コト・ココロ」という言葉に出会い、時代の流れを捉えた大きなビジョンに触れ、わたしたちがこれから生きるであろう未来の世界に対して、わたしができることはなんだろうかと、より一層、考えを深めていくことになったのです。

そして、近い将来、10年後には「ハーブが身近になっている時代がやってくる」という直感のような、予感のような、期待のようなものを信じて、お店を始めようという気持ちが高まり始めたのでした。

2011年4月11日、創業

このような変化がわたしに起こり、30歳にしてお店を創業しようと決意して、準備を始めることにしました。異業種からの創業のため、右も左も分からないような状態でしたが、家族をはじめ、いろいろな方達に応援していただきながら準備を進めていました。

とくに、秋田商工会議所さんには大変お世話になりまして、秋田県の創業支援補助金制度のサポートや秋田起業塾など、創業に関わる基礎を教えていただくことができました。そこから事業計画書を作成したり、物件を探したり、取引先と契約を交わしたり、創業資金となる融資もいただいて、準備は着々と進んでいきました。

そして、東日本大震災の1ヶ月後にハーバルカフェプラーナをオープンすることになったのです。

事業を続けるということ

売り上げがない

ようやく夢であった「お店を持つこと」が現実となり、お店を経営していく、という経験をしていきます。当時は成功するイメージしか頭の中になく(いまとなってはその根拠はどこから湧いてきたのか不明ですが)、「じぶんの店を持てた」という達成感に満たされていたのでしょう。その根拠のない自信も手伝って、宣伝もせず、営業活動もせず、「PRする(企業体や官庁が、事業内容などの公共的価値を大衆や関係方面によく知ってもらい、その信頼・協力を強めようとする宣伝広告活動)」ということをしていなかったので、お客さんが来るはずもなく、売り上げのない日が少しずつ積み重なっていきました。

オープンしてから3ヶ月

「じぶんの店を持てたという達成感」は徐々に薄れていき、これはまずいと焦りを感じた頃、物件探しの時にお世話になっていた担当さんのご紹介で、あきたタウン情報さんに、カフェ特集の1面に取り上げていただきました。おかげさまでプラーナは秋田県民へお披露目されることになり、この取材をきっかけに、様々な媒体へと情報が伝わり、いろいろな活動やお仕事をいただけるようになりました。

PRをしない、という選択がもたらしたこと

上記の「じぶんの店を持てたという達成感」があったのもほんとうのことですが、実は「PRをしない」という選択は、いまふりかえってみても、意識的にやっていました。それは実験でもあり、経験を積むということでもありました。起業直後にPRをしたら、きっとお客様が殺到するに違いない。いろいろな仕事ももらえるに違いない、という想定はしていました。でも、そこでさらに想定通りの展開になって、有頂天になってしまい、そこで成功体験をしてしまったら、その成功体験にしがみつき、今後の経営に影響が出るかもしれないという、恐れのようなものもありました。なので、当時の想定としても「じわじわ売り上げが上がっていけばいい」と考えていました。

これは単にわたしの経験不足、能力不足、からの選択であることはまちがいありません。しかしながら、じぶんで考えたことを、じぶんのペースで、実行し、体験し、成長していく糧となったこともまちがいありません。

思った以上に悩み、考え抜いたこと

この「売り上げがない」という課題については、思っていた以上に悩み、考えました。というのも、プラーナを末長く経営していくためには売り上げをあげなければなりません。売り上げとは数式で簡単に表すことができます。「売上 = 客数 × 単価」。これだけなのです。でも、これだけの単純明快な数式には現れない「実際の問題」ということがあります。たとえばその一例を挙げてみたいと思います。

それは
・じぶんが「やりたくないこと」で売り上げをあげること
・じぶんが「やりたいこと」で売り上げをあげること
には大きな違いがあるのです。これを理解し、受け入れるには、まずはじぶんと向き合うこと、そしてじぶんのことを深く知らなければなりませんでした。

さらに
・「じぶん」がやりたいこと
・「プラーナ」がやらなければならないこと
についても、「個人と事業」という役割についても考えさせられました。

さらにさらに
・じぶん(もしくはプラーナ)のやりたいこと
・お客様から求められていること
についても、「需要と供給」という意味についても考えさせられました。

これらを経験し、考え、そして、プラーナの商品やサービスが生まれ、育ち、みなさんに利用していただいて、プラーナが経営されています。

プラーナの商品

看板商品は「あなたのブレンド」

「ハーブとアロマの専門店」という看板を掲げて営業するために、取引先の「株式会社 生活の木」とパートナーショップ契約を結び、商品知識のサポートを受けられる体制を整えました。そしてさらに「プラーナでしか買えないもの」が必要だと考えました。そこで考えたのが「あなたのブレンド」です。

一般的なハーブティー店では、すでにブレンドされたものを販売するのがほとんどです。お悩み別、タイプ別、香り別、などなど。でも、ハーブのことなんてほとんどの人が知識を持っていないので、どうやって買ったらいいのか、じぶんにあったハーブティーはどうしたら手に入るのか、という課題があります。それなら、一人ひとりにあわせてブレンド(調合)したらいいじゃないか、というのが、わたしが考えた解決策でした。

そのほかに、もう1つ意図したことがありました。それは「ハーブの専門家としてのスキルを磨きたい」ということです。一人ひとりの体質、性格、お悩み、症状、気になることにあわせて、即興で、その場で作る、というのは、ハーブの知識を完全に身につけておかなければなりません。

そういうわけで
・プラーナだけのオリジナル商品であること
・ハーブの専門家としてのスキルを磨くこと
という2つのメリットのために、取り組むことにしました。

アップデートされる「あなたのブレンド」

「あなたのブレンド」も当時はその場で即興でカウンセリングをして作っていたのですが、さまざまな経験を経て、現在は、プラーナオリジナルのチェックリストを作成し、チェックをしていただいて、購入履歴(カルテのようなもの)を残して保管し、その人に合ったブレンド(調合)を作るのに役立てています。

このシステムにより、あなたのブレンドを利用すればするほど、じぶんに合ったブレンドに近づいていくことができ、経営理念である「ハーブやアロマを活用した疲れを癒すライフスタイルの普及」を力強く推進する商品へと成長しました。

ちなみにこの「チェックリスト」は、独学で学んださまざまな自然療法(東洋医学、漢方、鍼灸、アーユルヴェーダ、西洋占星術、他)から得られた知識を実践に応用した独自のチェックリストで、わたしの成長にあわせて、定期的に見直しとアップデートを重ねています。

さらにチェックリストにはもう1つメリットがありました。それは「じぶんの体調や体質、性格を客観的にみることができる」ということ。この視点は、健康志向を育み、ライフスタイルの改善に取り組もうという「モチベーション(動機付け)」にもつながります。

たとえば、口頭でのカウンセリングでは「疲れていない」というような回答をされる場合がありますが、実際にチェックリストにチェックを入れると、たくさんのチェックが入ることがあり、「わたしって疲れていたんだな」という気づきが生まれます。ほかにもそれぞれに「発見」や「気づき」が生まれることがありますので、もし何らかの不調を感じておられましたら実際に体験してみてください。(ここで例に挙げた「疲れ」についても、疲れやすいヒトや疲れにくいヒト、我慢強いヒトやそうでないヒト、など、性格、体質、育ってきた環境、年齢、世代、によって異なるので、なかなか評価がむずかしいのですが、まずは主観と客観で比べてみるというのも1つの目安になるのではないかと思います)

そういう意味では「あなたのブレンド」というのは、「まかせっきり/丸投げ」というわけにはならず、「ハーブの専門家が寄り添い、いっしょに考える」というスタイルになっています。スピリチュアルな表現を借りるならば、「答えはすでにあなたの中にある」とでもいうのでしょうか。その答えをハーバルセラピストがいっしょに探すというような、ガイドのような役目も担っているかと思います。

ハーブを身近に感じてもらうために

あるとき、取材で知り合った同い年の美容院のオーナーさんから「◯周年のノベルティを作って欲しい」というご依頼をいただきました。打ち合わせをしていたら「ティーバッグがいいです」とのリクエストをいただきました。当時、プラーナではハーブティーの茶葉(あなたのブレンド、シングルハーブ)の量り売りをしていたので、オリジナルのティーバッグはなかったのです。パッケージも「美容院のロゴを入れてほしい」というリクエストだったので、さてどうしたものか、と。ネットで検索してみても、欲しい情報がみつからず。そこで、ティーバッグ(素材は購入)と外側のパッケージを手作りで用意させていただいたのでした。これがプラーナのオリジナル個装ティーバッグのはじめての商品でした。

これをきっかけに、包装資材を取り扱うメーカーへ問い合わせをしたり、ネットで調べて、創意工夫を重ね、試作をし、ようやく現在販売しているようなカタチの商品へと成長をしていったのでした。この辺の流れはエンジニアをしていた時の経験が大活躍しました。

個装ティーバックハーブティーのメリットはたくさんありました。
・委託販売ができる(販路が広がる)
・プレゼントに使ってもらえる(口コミにつながる)
・オーダーメイドが作れる(オリジナル商品の進化)
・ティーポットがいらない(手軽に飲める)

これらのメリットのおかげで「ハーブティーを普及する」という活動に幅が生まれました。このチャンスを逃さず、もっと手に取ってもらうにはどうしたらいいのかを考えました。

売れない壁

次第に「個装ティーバッグ」という資材が世間に出回るようになり、似たような商品が現れ始めます。これではプラーナが埋もれてしまう、という危機感を感じ始めました。また、生活の木を含めて、大手では個装ティーバックハーブティーを販売しているのですが、生活の木では「おいしいハーブティー」というネーミングで、「テイストで売っていく戦略」をとっていました。ほかのハーブティー業界を調べてみると、お悩み別、症状別、など「目的」で売っていくという戦略がほとんどでした。プラーナがこれらの後追いをしたってかなうわけはないし、淘汰されてしまうのは目に見えています。どうしたらプラーナは生き残れるのか。

じぶんなりに新作の個装ティーバックハーブティーを作って販売するのですが、なかなかうまくいきません。フラストレーションがたまっていきます。

たとえば
・いいものを作っても売れない
・おいしくても売れない
・かおりがよくても売れない
・かわいくても売れない
・せつめいしても売れない
など、さまざまな「売れない」という壁にぶち当たります。(ここでいう「売れない」という言葉の意味は、経営理念や経営方針にて表明しているように、ライフスタイルを普及する、という指標の1つとして考えています)

アイデア

この「売れない壁」を乗り越えるにはどうしたらいいのか。そこで思いついたのが「ハーブティーをオシャレにしたい」というアイデアでした。これなら話題性もあるし、めずらしいので手にとってもらえるし、プレゼントにしてもよろこんでもらえる。さまざまなメリットが浮かび上がってきます。

このアイデアを実現するために、エンジニアをしていた頃の経験が大活躍することになるのです。まずは「企画」をして、「仕様」を決めます。それから「設計」をして、「試作」します。今度は「評価」をして、改善版を試作します。目的の仕様が達成されたら、「検査」を決めて、「量産」です。これをただひたすらやるだけ。ビジネス業界で使われる「PDCAをまわす」っていうやつです。

どうやったらオシャレになれるのか

まずは、「無駄に/無意味にオシャレ」でも意味がない。そこで「ハーブの哲学や思想」をのせていくことを「コンセプト(仕様)」にしました。そして「デザイン(設計)」の参考にしたのが「コーヒー業界」でした。

コーヒーはオシャレに、オシャレをかさね、洗練された「スタイル」が確立されていたからです。オシャレの歴史と伝統が詰まっていました。コーヒー特集や全国のコーヒーのパッケージなどをみて、自分の好みをみつけていきました。「デザイン」については専門の教育を受けたわけでもなく、独学で、優れているという商品を参考にして、何度も試作しました。

この試行錯誤の中で気づいたことを1つご紹介します。じぶんでデザインしたものは、自信作な訳ですから、ぜったいにいいわけです。「じぶんの中では」ね。でも。その商品は、スーパーの棚や、駅の売店や、空港の売店に、並ぶわけです。デザインを生業(なりわい)にしているプロのデザイナーがデザインした商品と肩を並べる、ということです。しかも、スーパーや各種売店は、売れるものしか置きたくないわけです。つまり、「選ばれし商品のみが、棚に並んでいる」わけです。

これに気づいたわたしがしたことは、「じぶんがいいと思う商品」「デザインが優れているという商品」を横に並べて、比べるわけです。どこがダサいのが、なんで手にとってもらえないのか、などなど、いろいろな課題が見つかり、発見が生まれます。

このような「売れない壁」に何度も何度もぶちあたり、何度も試作して、販売して、反応や反響を見て、ようやくいまのラインナップにたどり着いています。そして時代やニーズにあわせて、これからも商品は進化し、アップデートされていきます。

これからのこと

いよいよこの投稿の文字数も「1万字」に到達しようかというところです。ここまで読んでいただいた方、すごいですよ。ありがとうございます。

さて、この投稿を書いたのは2020年2月なのですが、これから不定期に、推敲を重ねて追記や修正などがされていくかもしれません。ここまではプラーナの「過去」「現在」を書きました。そして、ここでは「未来」のことについて書こうと思います。わたしたち「ヒト」は未来に生きるのですから。というわけで、2020年2月の現時点での、これからのビジョンを、書いてみようと思います。

いま、いちばん考えていること

「遠くのヒトに届けたい」ということを考えています。プラーナは秋田県秋田市の泉中央という場所に店舗をかまえているのですが、わたしがカバーできる範囲には限りがあることに気がつきました。

おかげさまで、これまでの活動を各社マスコミや各種メディアからご協力をいただきまして、秋田市内、秋田県内では、そこそこの知名度をいただけるようになりました(くわしくは「活動実績」をご覧いただけたらと思うのですが、いまだにご新規の方もたくさんいらっしゃいますので、まだまだなのですけどね)。こちらの方々には、店舗に来ていただければ、対面でお話もさせていただいてのご提案ができるのですが、そうでない方にもよろこんでいただけたらと思うようになったのです。そのきっかけは、「県外の方」にかけていただく言葉にあります。

うれしいことば

旅行やお仕事、帰省、所用などで秋田市にいらっしゃったときに、様々な形のご縁がつながって、店舗まで足を運んでくださる方々がおります。そういった方々には、とてもうれしいお言葉をかけていただけることが多いのです。「近くにあったら通うわ」「店内もおしゃれ」「秋田じゃないみたい」「鎌倉みたいですよ」「東京にお店を出せばすごく人気が出ると思うわ」「おともだちのぶんまで買っていくわ」などなど、勇気と元気とやる気をチャージさせていただいております。ほんとうにありがたいことです(もちろん、常連さんやご近所の方々にも、そのようなギフトをいただいておりますのでご安心ください)

県外の取扱店さんからいただくご連絡や、出張講座や販売をした時の反響もあります。

ほかには、プラーナでは「オーダーメイド」をご利用いただけるのですが、そのご利用者のほとんどは「秋田県外」の方々です。北海道から、沖縄まで。上海からも、ご注文いただいたことがありました。そういった方々からは、ご報告メールをいただくことがありまして、ブレンドやデザインについても、たいへんよろこんでいただいております。

こういったことの積み重ねが、わたしの心にちょっとずつ降り積もって、「ハーブを必要としているヒトに、距離は関係ない」と思うようになりました。

心はのびのびと

いまの時代は、ネットの普及により、SNSやスマホアプリなどのツールが充実しているので、いままで以上に、距離や時間を気にせずに、やりとりができるようになりました。ハーバルセラピストの講義で学んだように、時代は「モノ」「コト」「ココロ」へとシフトしています。ざっくり言えば、「モノの時代=昭和」「コトの時代=平成」「ココロの時代=令和」があてはまるように思います。

いまの時代の流れを見ていても、多様性や価値観のシェアが進み、いろいろなコミュニティやサービスが生まれ、「じぶんの世界」がとても大切にされるようになりました。そういった意味でも、時代は「心はどうあるべきか」ということを問いかけているような気がします。

わたしなりに考えた結果、心は、自由であり、ゆたかであること。心はのびのびとしていることが大切だと思いませんか?

ネットとハーブとアロマの融合

そういった「心のつながり」はネットを活用して、「健康づくり」はハーブとアロマを活用していくことができたら、プラーナの経営理念も経営方針も、より広い範囲で達成できるようになり、必要なヒトに役立てていただけるのではないかと考えています。これがうまくできれば「とおくのともだち」とも仲良くなれて、生きるよろこびを、シェアできるのではないかと思うのです。

信頼できる仲間、チーム

この取り組みは、プラーナだけではできないと思っています。いくらネットがあるからといっても、よくわからない「とおくのヒト」のことを、信用しづらいという気持ちは、わたしにだってあります。そこで、おなじような思いを持っているヒト、事業、お店、などと協力をしていけたらいいなぁ、とおもっているところです。いま、いっしょにお仕事をさせていただいているヒト、お取引させていただいているトコロは、このようなプラーナの思いに共感していただき、いっしょに活動させていただいております。

そのような信頼できる仲間が増えて、それがチームとなれば、「とおくのともだち」もネットワーク化されて、つながりやひろがりをみせるのではないかと思っています。

そういうわけで、日頃からご利用いただいているお客様、定期便やオンラインストアをご利用いただいている方、プラーナのハーブティーを飲んだことがある方、雑誌やテレビで見かけたことがある方、講座を聞いてくださった方、などの口コミやご紹介など、せひご協力いただけたらと思います。

また一緒にお仕事をさせていただいた方、ビジネスパートナー、取引先、など、日頃のご協力に感謝を申し上げるとともに、プラーナにお手伝いできることがございましたら、気軽にお声掛けください。

そして、これからいっしょにお仕事させていただく方、プラーナの商品をお取り扱いいただける方、などのご紹介やご推薦、お申し込みもお待ちしております。もちろん、ビジネス(事業)のことですから、こちらからの取引条件などを含めてご検討いただけたらと思っております。

おわりに

そういうわけで、ここで「1万2千文字」という表示がされていますが、さいごまでお読みいただき、ほんとうにありがとうございました。書きながらじぶんのこと、そしてプラーナのことを整理できたのも、おおきな収穫となりましたので、これはじぶんに向けて書いているんだとも思いました。笑 

そして、ここまで赤裸々に書いて公開しているのは、プラーナのことを知ってもらわなければ、信頼も得られないだろうし、信じていただくこともままならないだろう、と決心したからです。

まずはこのエントリーをそろそろおしまいにして、今後の活動や、日々の中で感じていることなどは、ブログをメインに投稿して、SNSなどを通じて発信していきます。

それでは、こんごとも、ハーバルカフェプラーナをご贔屓にしていただけたらと思います。

ハーバルカフェプラーナ
店主 神馬 英介

 

 

 

 


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プラーナの目的は「ハーブやアロマを活用して疲れを癒すライフスタイル」を普及すること